「ブクブク茶について②」　　　ほうじ茶の通販ならつぼ市製茶本舗

2019/12/13: 日増しに寒さが増してくる今日この頃、皆様如何お過ごしでしょうか？営業部の宮内です。

　さて前回、私が１１月に茶寮で行った「沖縄のブクブク茶教室」について記述しましたが、今回もその続きです。

　ブクブク茶は、明治時代から昭和の戦前まで、那覇だけで飲まれていました。中流以上の家庭において、家族の誕生日祝いや出産祝い、新築祝いなどといった内輪のお祝いに飲まれていたものです。
　しかしながら、戦後は廃れてしまいます。その理由としては、ぶくぶく茶を作る道具が戦争で焼けてしまったことや、ぶくぶく茶を立てる水を選ぶのが難しかったこと、煎り米を作るのに時間がかかるなどのことからです。そんな中、1980年頃から有志によって復元の動きが出てき始めます。

　そんなブクブク茶を、私はじめ他のつぼ市の従業員も名前を知っているのみで、実際に見たこともなければ飲んだこともない者がほとんどでした。

　そもそも、今回このブクブク茶をイベントの題材に選んだのは、先日沖縄の象徴である首里城が火災により消失してしまい、少しでも協力出来ることがあればと思い、イベントでお客様から頂戴した費用の一部を義捐金に当てることにしようと考えたからです。

　そして、私たちは大阪池田市で「琉球茶道教室　ぶくぶく茶館」を開かれている先生のもとを尋ねることにしました。
と、ここまで語って参りましたが、続きは次回にさせて頂きたいと思います。

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