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「習い事はじめ」   ほうじ茶の通販ならつぼ市製茶本舗
2025/06/06
6月6日はなぜ習い事始めの日?!
昔から6月6日は習い事を始めるのに良い日とされています。現に「楽器の日」、「邦楽の日」、「いけばなの日」などのお稽古の日と正式に定めています。こうしたしきたりの由来はどこから来たものでしょうか?

ひとつには「稽古始め」のしきたりがあげられます。舞踊など伝統芸能の「稽古始め」は6歳の6月6日がよいとされ、歌舞伎、能、狂言でも「初稽古」と呼んで、その日に稽古を始めるべしとしています。室町時代に能を大成した世阿弥(ぜあみ)の著『風姿花伝』によりますと、その冒頭に習い事を始めるには数え七歳(つまり満6歳の年のうち)がもっとも良いと説いています。
(一部を意訳)「芸能においては、おおよそ七歳をむかえるとき初稽古とするのです。この頃の稽古は、子どもが自然にやり出した中に、生まれ持った美点が見つかるものです。舞いや所作、また謡(うた)いは、たとえぎこちない動きでも、何気なくやり出したらそれを大切にして、まずはその子の心のままに、やりたいようにやらせてみること。こと細かに、これは良い、これは悪いと教えてはいけません。あまり厳しく注意すると、子どもはやる気を失い、おっくうになって、能そのものが止まってしまうでしょう。
さらに言えば、もっぱら基本動作以外はやらせてはいけません。込み入った物まねは、仮に出来ても教えるべきではないのです。ましてや大舞台の幕開けの能には、立たせてはいけません。子どもにふさわしい場面で、まずは得意な芸をやらせてみるのが良いでしょう。」

・・なんと子供を思いやる心に満ち溢れた教えでしょうか。
やみくもに上から流し込むような教え方ではなく、のびやかに自然に出てくるものを伸ばせるような環境をつくる。
自戒の念がこみ上げてきました。。
ですがこれはいろんな物事に当てはまりそうです。

あともう一つ、指を折って数えるとき、1から5までは指を折り曲げていきますが、6の時には小指が立つ、すなわち「子が立つ」形となることから、「稽古はじめは6歳の6月6日にすると上達する」と云われているそうです。

今回はここまで、ではまた次回に。



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